FreshReaderが動かなくなった、またはOPMLの救出

RSSリーダとして愛用していたFreshReaderフレッシュリーダー:公式サイト)のベータ版ですが、いつものようにログインしようとしたところ、ログイン画面が出ず「試用期間は終了したので、バージョン1をインストールして利用してください」というメッセージ。
なんでも5月31日がベータ版の使用期限だったらしい。んー知らなかった。そういえばそう読んだような気もするが覚えてないな。で確認するとバージョン1は有料。個人ライセンスは3,000円か。ふむふむ。払えんな。それじゃあ、かねてから噂のLivedoor Readerに移行するかと決心しました。

移行にはOPMLが必要になってくるので、それをFreshReaderからエクスポートしなくちゃいけないな、と思ってハタと気づきました。FreshReaderログインできないじゃん!てことは、今までのOPMLは藻屑となってしまうの?マジ困るんですが。ということで再度FreshReader正規版について調べてみたところ、正規版は30日間無償利用できるとのことで、これを上書きインストールすればOPMLは出せそう、ああよかった。と思っていたら「別ディレクトリに新規インストールをお奨めします」とか書いてある(ここ)。

それって前のデータやっぱり使えなくね?ってな感じだったのですが、ここは意を決して、新規ディレクトリに正規版をインストールし、dbフォルダを上書きという力技を試すことを選択。途中dbフォルダの権限をどうにかしてください、みたいなメッセージが出てくるのでchmodを適当に施すと、無事正規版で以前のデータが扱えました。よかった。実はマニュアルとかに書いてあるのかな?よく知らないけど

まあそうして無事OPMLを取得して、Livedoor Readerにインポートして移行が完了しました。ひとまず良かった。

で、思ったのですが、ベータ版の使用期限を設けること自体はいいと思うんですね。タダでずっと使われちゃあ堪んないというのはそう思います。正規版買ってねと。

でも使用期限が来たらいきなりログインすることも出来ず(公式サイトにリダイレクトされる)、OPMLを出力することも出来ず、使いもしない正規版をインストールせざるを得ず(インストールは簡単だけど)、しかもデータ移行も正式にはサポートしてない(もしくは非常に判りにくい)、というのは、ちょっとどうかなと思いました。

せめてOPMLだけでも出力できるツールなんかを配布しておくと良かったんじゃないかと思います。まあ今日が期限なので今更言っても意味無いかもしれないですが。

アプリケーション自体は扱いやすく好感が持てるものでして、Livedoor Readerがリリースされてなかったら、正規版を購入して使っていただろうなと想像します。しかし、瑣末といえば瑣末ですが、こういったことがあるとだいぶ悪印象を持ってしまうわけで、アプリケーションやサービスを提供するということはつくづく難しいものだなと思うと共に僕自身もお客さんに提供するものには細心の注意を払わなければならないなと思った次第です。




追記:いくつか同様の現象が起こっている模様です。

皆さんブロガーライセンスを取得する模様です。僕もちょっとそれを考えましたが、Livedoor Readerが思った以上に使いやすかったため、完全移行することにしました。