渋沢栄一とヘッジファンドにリスクマネジメントを学ぶ

渋澤栄一ヘッジファンドを通してリスクマネジメントの重要性と今後日本や個々の日本人の進むべき方向性を示している本。リスクは避けるばかりでも取ってばかりでも駄目だよね、という話で、当たり前といえば当たり前だが、なかなか実行が伴いにくいことです。実行できるか否かは危機意識をもっているかどうかという差で、常に自分はオン・ザ・エッヂwにいるんだという意識を持つということですね。これができるかできないかで物事の展開が大いに変わるのを、自分の周りの最近の某事象をみていて実感します。

先日、著者の渋澤健さん(栄一さんの子孫)の講演を聴く機会があり、それで興味を持って読んだのですが、とても面白かったです。
ジョージ・ソロスやジュリアン・ロバートソンのエピソードもあったり、渋澤家の家訓が出ていたりもします。家訓がいいです。